ただの風邪を引きましたの話

風邪を引いていた。

いや、厳密にいうと、風邪を引いている。

 

思えば20代の頃は冬とはいえ、全裸で奇声をあげながら
パンツをプロペラの如く振り回し、町内を夜な夜な走り回っていたものだが、
やはり30代ともなると体にガタがくるのであろう、
寒いのとかまじむり~である。

そんなわけで、とてもじゃないがブログの更新をしている状態ではなかった。
ここ数日ピタリとブログの更新が止まっていたため、
てっきり、この世に3~4人はいると言われる熱心な女性ファンから
「takaさんどうしたんですか?心配です」といったメールが
殺到するかと思っていたのだが、
誰からもそんなメールなど届くことはなかった。


しかし、残念がることではない。

よくよく考えてみれば、
今の連絡手段の主流はラインである。
きっと今どきの女性達はメールの送り方が分からないのだろう。
缶切りの使い方も知らない世代がいるくらいだ、
メールの送り方がわからなくても不思議ではない。

それか、寝込んでいる数日の間に
俺の家だけ強力な電波障害でも起きていたのだろう。
それならば誰からも心配をするメールが届かなかったのも納得がいく。

そんなことを思いつつ、今度はラインで友達の女性に
「風邪を引いた、看病してくださいまし」というメッセージを送った。
するとやはり、主流のラインだけあってすぐさま既読がつき、
「うるせぇ、しね」という俺の体調をとても心配した返事がきた。
皆様には大変わかりづらいだろうが

つまり、
うるせぇ=静かにして
しね=暖かくして寝ていてね

 

という遠回しのメッセージだと俺はすぐさま気が付いた。
やはり持つべきものは友であろう。

俺はこのメッセージをもらった後に、すぐさま布団に入り、
眠ったのだが、起きたらなぜだか枕が濡れていたのは、
風邪を引いたことにより汗をかいただけなのか、
それは涙によるものなのかは永遠の謎である。

 

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