ただの俺はUTUなのか!?の話

このブログを読んでくださっている皆様にとって、俺は
「いつも明るく、笑顔の絶えない、
まるで太陽のようにみんなを照らしている素敵なtakaさん」
というイメージをお持ちだと思うが、実は今年の初めから体調を崩してしまっていた。


会社の上司とまったく相性が合わなかった、ということもあるのだが、
昨年末、その上司に「今日から仕事場あそこな」と
言われた先にいた先輩社員(40代)が、神様が説明書を見間違えて
作ったとしか思えないくらい酷い人間であった。

とにかくすぐ怒る。
自分の思い通りに動かないと、すぐ怒鳴り出す。

もちろん、社員やバイト全員から嫌われている人であった。
そんな彼は、ついには髪の毛からも嫌われてしまったようで、
頭皮はつるつるであった。

「takaよ、可哀想に」「あそこに行った奴はみんな辞めていった」

仲の良い先輩社員達からは、
そんな言葉をかけれ、とても哀れに思われた。

 


「おわた」

 


怒鳴られながらも数か月間頑張ったのだが、毎日が本当に嫌だった。
朝起きて会社に行くのが嫌で、「やだやだやだやだやだやだやだ」と
毎朝、布団の中で10万回くらい言っていたと思う。

そんなことが続いていると、いつの日からか体が尋常じゃないほど重くなっていった。
この時は、あまり気にはしていなかったのだが、
ついには視界が白黒になり始めたので、

「熱はないけど風邪かしら」

と、思い病院に行くことにした。

 

 

最初は内科に行ったのだが、担当の先生には
「風邪などの症状もないし、体は健康だ」と言われた。

「なんだ、風邪ではないのか」と一安心したのだが、
続けざまに、悩み事があるのか?プライベートで何かあったのか?
などという質問をされた。


「こういうことがあって」と仕事の悩みを相談すると 

先生から

「これはあれだわ、精神科だわ」

と衝撃的なことを告げられた。


「キミは、鬱かもしれん!」


今まで「自分には無縁」と思っていたのだが、まさかであった。


「お、俺は・・・UTU・・・」

 
ショックで膝がガクガクした。

 

その後、精神科に連れていかれたのだが、飛込みということもあり、
健康状態などのアンケートを書かされながら3時間ほど待たされた。


精神科の先生は、
俺の書いたアンケートを「ふんふん」とパラパラと読んだあと、

「で?何があったか詳しく」

と、言ってきた。

 


俺は「実は会社でこういうことがあって・・・・」と今までの経緯を
丁寧に、時には笑いのエッセンスを加えつつ、最後は
涙なしには語れないような壮絶なストーリーにして、身振り手振りで事細かに話した。

あとで聞いた話であるが、俺のあまりの噺家っぷりに
「すぐさま林家一門がスカウトに来るのではないか」と
その場にいた看護婦さん達は騒めき立ったそうである。


すべてを話し終え、
先生は「なるほどねぇ・・・」と俺の顔をチラリみた。

こういうところの先生は、てっきり患者に親身になり、
「大変だったね」「頑張ったんだね」と
田舎のお婆ちゃんのように心優しい言葉をかけてくれ、
相談に乗ってくれるのかと思っていたのだが

実際は、


「で?その解決策は何かあるの?」

「で?キミではどうしようと思っているの?」

「で?明日から仕事どうするつもりなの?」


と、まるで圧迫面接のような質問攻めにあった。
俺はあまりの質問攻めにドギマギするしかなかった。
ちなみに魔法少女はマドマギである。


結局、林家一門がスカウトに来ることもなければ、
何も解決することなくモヤモヤしたまま、この日は終了となった。

 


先生には「3日に1回、もしくは週に1回来るように」と言われたのだが、
ものすごく冷徹な感じであったし、相談に乗る気がまるでないと感じとった俺は、
「家でえっちな動画見てたほうが元気になるな」と独自の判断を下し、
その日以降、1度もその精神科に行くことはなかった。


それから、会社を無理やり辞め、えっちな動画見るという生活を送っていたら、
日が経つごとに体が軽くなっていった。

「元気になってきた・・・色々な意味で」


俺は意味深にそう言ったという。

 

 

そんなことが実は今まであったのだが、本日、その精神科から
「まったく来ないけど、どうなってるんだ?」という趣旨の電話がかかってきた。

俺は「もう元気だから大丈夫だ」ということを、電話越しに告げたのだが、
「何にしろもう1度来るように」と言われたので、しぶしぶ行ってきた。


先生の前でも、「大丈夫です、元気になりました」と何度も言ったのだが、
先生は「ふーん・・・」と、とても怪しげな目で俺のことをジロジロと見ていた。

おそらく、俺が、もともと死人のような顔をしているので、
まったく元気があるようには思えなかったのだろう。
言うなれば、ゾンビが「最近、すごい体の調子いいんだよね!」と
言っているようなものである。
そんな姿をみても、誰も信じないだろう。
つまりはそういうことである。


そのあと、いくら「UTUから立ち直った」「脱・UTU!」という
言葉を言っても信じてもらえないので、ついに痺れを切らした俺は、
手に持っていたトートバックを掲げて、こう言ったという。

 


「先生、UTUの人がこんなトートバックを使うことができますか!?」


そこには、こう書かれていた。


「ALL DAY A WE SOME(毎日最高だぜ)」

 

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