ただの俺が天使かもしれない話

近頃、自分の行動範囲に小さい羽毛のようなものが落ちている。

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特に羽毛を使っているようなものを身に付けたりだとか、
羽毛を使った製品が周りにあるわけでもない。

本当に、何気なく落ちているから不思議だ。

椅子から立ち上がると、座っていた部分に落ちていたり、
床に落ちていたり、普段使っているディスクをふと見渡すと、ポツンと落ちていたりするのである。


正直なところ、俺はこの現象に多少の恐怖を感じている。

その理由は以前、ブログにも書いたが、この部屋では色々な怪奇現象が起きているので、
これはまたそういう類の・・・いわゆる、霊的な、バケ的なモノが原因という可能性もあるだろう。

そうでなければ、こんなにも羽毛が落ちているものか?

 


また、その一方でとてもハッピーな考え方をするならば、
俺が”天使”であるという考え方もできるだろう。

 

度々書いているが、俺はとても可愛らしい外見をしている。

俺が両手を顎の辺りに当て、”きょとん”という可愛らしい顔をしようものならば、
周りの人々は、とても幸福な気分に包まれることだろう。

今でこそ、年齢を重ねたためにいくら可愛さを維持しているといっても
俺を全裸にさせて、弓矢を持たせたところで、さすがに天使には見えないかもしれない。

だが、幼少期は特にその可愛さに磨きがかかっており、
あのマヨネーズでお馴染みの”キューピーちゃん”は俺がモデルとの噂である。

一時期、俺を写真で取ると、背後に光が写り込むという現象が発生していたが、
今思えば、あれは”天使の羽”だったのかもしれない。
やはり天使と言えど年齢には勝てず、髪の毛と同様に羽がポツリポツリと抜けてきたのだろう。

 

 

しかも、思うに、俺はただの天使ではない。

天使は天使でも”恋の天使”である。

思い返せば、俺が何をしても女性に一切モテないのは、”恋の天使”であるせいだろう。
俺は自身の恋愛より、周りの恋愛を叶えなければならない宿命・・・そう考えればすべて合点がいくのだ。

 

小中学生の頃に、バレンタインデーの日に「〇〇君に渡しておいて」とクラスの女子に言われ、チョコをせこせこと運んだりしていたし、高校生の頃には、仲良くなったA君と常に一緒にいたところ
女子に「takaとA君が一緒にいると私が喋れない」と言われたので自ら身を引いたりしたことがあった。

とても悲しい過去である。

とても悲しい過去ではあるが、考えようによっては、”恋愛のお手伝いをしていた人生だった”と考えればどうであろう。
なんと、今までの人生は、まさに俺が”恋の天使”であるという事実を証明する形になったのである。

 


現在も登録している婚活サイトで、恐ろしいほどの女性から相手にされていないのは、
そういうことが原因だったのであろう。


「なんだ、そういうことね!」


俺はすべてを悟ったという。


そして、


「しかし、恋の天使も辛いものだ」


床に落ちていた小さな羽毛を拾い上げ、そうため息交じりに呟いた。

 

 

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